1章 起訴前手続①:捜査総説 4-21p

Ⅴ 捜査の端緒

【013】捜査の端緒を検討する視点 16p

【014】職務質問の適法性判断 16p

【015】職務質問に附随して行われる所持品検査 18p

【016】自動車検問 19p

【017】告訴 20p

【018】一罪とは 21p

ダウンロード
これだけは!
013,014,015,016,017,018.pdf
PDFファイル 294.9 KB

正誤問題 徹底反復!

文献・学修ガイド

  • 争点:22,23
  • リーディングス:なし
  • 【014】関連。警察官職務執行法2条1項「停止させて」を一切の実力行使を認めないものと解する学説(近年発表されたものとして、三島聡「職務質問およびその付随行為における『任意』」法学雑誌64巻4号(2019年)1頁参照)については、現実に合わないと一刀両断されがちである。しかし、国会では、「この停止というのは、それほど何時間も止めるとか、幾日も留めるということを考えていないのでありまして、街頭でちよつと、ちよつとお尋ねしますが、何を持つておりますかという程度のことを私どもは考えておりますので、現在の法律、行政執行法等がなくなりますると、そのこと自体が相手方から文句を言われると、巡査がへこまなければならぬということになりますので、この程度のことはという、きわめて軽い意味のことに考えておるのでご了承願いたいと思います」、「あくまでも強要するものでありませんので、相手方が拒めば、しかたなくこつちが出かけるわけなので、その点ご了承願いたいと思います」と政府委員が答弁していたことに注意する必要がある(第二回衆議院治安及び地方制度委員会会議録第40号3、4頁[国家地方警察本部次長である溝渕増巳政府委員発言]。pdfはコチラ)。現実に合わないとして立法趣旨を無視して実力行使を認めた結果、「何時間も止める」事案においても「任意」であるとされる裁判例が多くなった。

このレクチャー動画を用いた授業の例(YouTube)

 

◎國學院大學法学部2017年度入学生までのカリキュラム

  *刑訴&(専)刑訴は通年4単位・2-4年生、刑訴2は前期2単位・3-4年生