合理的疑いを超えた証明
刑事裁判における証明基準の機能
証拠評価に関する研究には目覚ましいものがあるが、「合理的疑いを超えた証明」の意義については十分検討がなされていない。本書では、その具体的意義と機能を明らかにする。
刑事裁判・少年審判における事実認定
証拠評価をめぐるコミュニケーションの適正化
近年の司法制度改革は、被告人の権利保障という視点を十分には持たない。刑事事実認定上の諸問題は、改革によって解決するのか。新たな弊害は生じないのか。科学的・実証的であることに徹して論ずる。
法学部は甦る!(上)
初年次教育の改革
本書上巻では、主に1年・2年次の刑事法入門科目について、勤務校等で確実に実績をあげてきた著者自身の授業実践を、その基本スタンスの解説とともに、詳細にまとめた。下巻では、3年次以降の専門科目についての授業実践を紹介するとともに、法学部教育の改革案を提示する。
*本書が教育開発ニュース12号で紹介されました。PDF版の12-13頁をご覧ください。
刑事訴訟法の基本
アクティブラーニング型授業の新しいタイプの教科書。内容・構成・表示に工夫をこらし、初学者から司法試験の準備にも使える情報量を収載。講義動画をユーチューブにアップ、ウェブサイトにて基本的知識の理解・定着を助けるさまざまなシートを設定。反転授業、独習にも最適。
刑事法入門〔第2版〕
赤池一将・ 中川孝博著 玄守道・ 斎藤司補訂
刑事法を使いこなすためのエッセンスを修得できる参加型テキスト。講義パートと自習パートという構成は旧版を踏襲しながら、最新の情報を取り入れ、読みやすいB5判になった新版。
刑事訴訟法講義案〔第2版〕
中川孝博・ 葛野尋之・ 斎藤司著
情報量を抑え要点を列挙することにより、基本的な論理の流れや知識間の関連づけを明瞭に示した講義パートと、知識の定着を目的とした短答パートからなるテキストの改訂版。
判例学習・刑事訴訟法〔第3版〕
葛野尋之・ 中川孝博・ 渕野貴生編
丁寧な解説に定評のある判例集の改訂版。「GPS捜査事件(最大判平29・3・15)」「リベンジポルノ事件(東京高判平27・2・6)」「おとり捜査事件(札幌地決平成28・3・3)」など、第2版刊行(2015年)以降の注目判決を含む100判例を収録。