はじめに
K-POPの知識もなく関心も抱くこともなく生きてきましたが、2023年末のNHK紅白歌合戦において、日韓のアイドルが多数ステージに立ちYOASOBIの「アイドル」を踊っていたのを目にし、なぜか突然スイッチが入り、2カ月の間、K-POPを浴びるほど聴いてきました。
その成果として、2023年に発売されたK-POPのアルバムの中で私がことのほか気に入った10枚をリスト・アップしてみました。とりあえずアルバムと主要MVを挙げただけですが、おいおい感想を詳しく書いていきたいと思います。大雑把に言えば、「普段はクラシックとヘヴィ・メタルをもっぱら聴いているミドル・エイジによる、音楽的に素晴らしいと思ったもの10選」となっております。
ちなみに、この10枚は女性グループのアルバムに限られています。男性グループは、1曲だけ聴くぶんには良いのですが、アルバムを通して聴こうとすると、年をとったせいかエネルギー量が多すぎて途中で疲れてしまうため、聴き通せないので、ここでは挙げられませんでした。なお、MVは原則としてタイトル曲1つだけを挙げました(例外もあります)。さらに、2023年中に複数のアルバムを出しているグループについては1つに絞り込みました。
3位 GOT the beat: Stamp On It
BoA、少女時代、Red Velvet、aespa の4世代が一同に会し、辛口なヒップホップを披露。とにかく上手い。
MV: Stamp On It
4位 KISS OF LIFE: Born to be XX
大型新人グループ。アイドルというよりもアーティスト集団。
MV: Bad News / Nobody Knows
*MVのコンセプトに鑑み、2曲セットで挙げます。
5位 LE SSERAFIM: UNFORGIVEN
プロデュース力の勝利。曲が多彩。
MV: ANTIFRAGILE
*タイトル曲は「UNFORGIVEN」だと思いますが、ここでは、私が最も衝撃を覚えた曲を挙げます。
同列10位 PURPLE KISS: Cabin Fever
歌唱力は抜群なのに、バックのアレンジがチープで、かつ、録音やバランスも悪く、あまりにもったいない仕上がり。ヴォーカルがヌケよくパーンと前に飛び出してこない。ぜひ、アレンジャーとバランス・エンジニアを一新して次のアルバムに臨んでほしい。
MV: Sweet Juice