◎曲について
少々暑苦しすぎるような気がして、長い間私は苦手だった。
しかし、中年になってからは、演奏によっては聴けるようになってきた。
以下、簡単に構造を説明する。タイムは、イシュトヴァン・ケルテスの演奏を amazon music でかけたときのもの。
第1楽章 ハ短調 ソナタ形式。
- 序奏 00:03
- 提示部
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- 第1主題 a 02:34 / b 02:39
- 第2主題 04:31
- 第3主題 05:07
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- 一般的には「結尾部」と呼ばれるが、第2主題とは動機が明らかに異なること、後の展開部で大活躍する動機であることに鑑みると、「第3主題」と捉えたほうがわかりやすい。
- 提示部の反復 05:44
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- 強制的にスタート地点に強引に戻される感じ。とても不自然なので、私は反復しない演奏を好む。
- 展開部
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- 第1主題を軸とするパート 08:54
- 推移? 09:05
- 第3主題を軸とするパート 09:38
- 第1主題aおよび第3主題を軸とするパート 10:34
- 第1主題aおよび第3主題を軸とするパート 11:00
- 第1主題aおよび第3主題を軸とするパート 11:34
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- ここで聴き手は、第3主題と第1主題a2が同根であることに気付く。
- 再現部
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- 第1主題 12:01
- 第2主題 13:18
- 第3主題 13:55
- コーダ 14:48
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- ハ短調が確保された後からがコーダだと考えると14:28開始と捉えてもよいかも。フレーズのつながりという観点からみると、私の感覚では14:48から。
第2楽章 長3度(つまり全音2つ分)上がってホ長調。 三部形式。
- 第1部
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- A 00:00
- B 01:17
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- ここではAと地続きで、BというよりもA'という感じだが、再現時には独立性が強まる。
- C 02:04
- 第2部 02:48
- 第1部変形
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- A' 04:30
- B' 06:07
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- 第1部の約2倍に拡大。独立性が強まる。
- C' 07:50
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- コーダも兼ねる。
第3楽章 また長3度上がって変イ長調。三部形式。
- 第1部
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- A 00:00 → B 00:14 →A' 00:26 →B' 00:45
- C 01:02 →A’’ 01:27
- 第2部
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- A 01:40 →B 02:04 →B反復+コデッタ 02:38
- 第1部変形
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- A 03:22 → B 03:38 →C? 03:56 →A' 04:05 →B' 04:13
- 第2部変形(コーダ) 04:21
第4楽章 またまた長3度上がってハ短調(主部はハ長調)に戻る。展開部のないソナタ形式。
- 序奏 A →B
- 提示部
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- 第1主題
- 第2主題
- 再現部
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- 第1主題
- 序奏B
- 第2主題
- コーダ
◎レナード・バーンスタイン(指揮) ニュー・ヨーク・フィルハーモニック
[1960年5月2日録音 20AC1568(LP)] ★★★★
[2025年■月■日記]
◎アルトゥール・トスカニーニ(指揮) NBC交響楽団
[1951年■月■日録音 ■(CD)] ★★★★
[2025年■月■日記]
◎ブルーノ・ワルター(指揮) ニュー・ヨーク・フィルハーモニック
[1953年12月30日録音 SOCF117(LP)] ★★★☆
[2025年■月■日記]